惑星のさみだれを読んだ
- 作者: 水上悟志
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: コミック
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- 作者: 水上悟志
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世の中本当に解りませんよ……隠れた名作いくらでもある。
『ごく平凡な大学生(実は全く平凡じゃないが…)の前にトカゲが現れて「地球の危機」を救ってくれ』だぁ?
はん、どこにでもあるB級SFものかよ、トカゲってところが意味不明だがその辺が微妙に捻ってある程度か。
とか、思いつつ読み始めたら………
すまん、感動した(汗
表紙とあらすじに騙されたらダメです。
ちゃんちゃらSFと思って読み始めると、このシリアス展開に度肝抜かれる。
人間って境遇によって簡単に心が歪められてしまうし、あっけないほど簡単に死んでしまう。 しかし、歪められた心は簡単には治らず、死んでしまった人間は二度と戻ってこない。
骨太のシナリオに魂篭もった作画、センスあるコマ割と絵の魅せ方。
AKM殿堂入り認定です。
■なんかグっと来た台詞
「大人ってのは人生楽しそうにしてる大っきな子供や、
ああいう笑顔を子供に向けられる人が大人!」
「大人が笑うのはな、大人は楽しいぜって子供に羨ましがられるため。
人生は希望に満ちてるって教えるためさ」
惑星のさみだれ超ヤべぇ。
3巻が待ち遠しすぎる!!