時をかける少女感想

客観的に見て

この作品のノリと世界観が好きな人にとっては面白い作品なんじゃないのかな?と思いましたね。
笑える場面は違和感無く笑えるように作ってありましたし、しんみりする場面も唐突に現れるんじゃなくて自然な流れでそういう感情を抱けるように作ってあったと思う。
物語に一貫性があるように感じましたね。
細かなツッコミどころはこの作品に対しては野暮なことだろうと、封印。
何かを学ぶものではなく、雰囲気を楽しむ作品のように感じました。


まぁ、客観的に見るとこんな感じです。

主観的に見て

この作品は、主人公に全く感情移入できない作品でした。

以前『好きなものバトン』で自分にとって『嫌いなタイプの人間』とは?という質問に答えたことがありますが、その嫌いなタイプの人間にピンポイントバリアパンチなやつがこの作品の主人公です。
正直見ていてイライラしましたね……劇場で頭抱えたのはマトリックス・リローデット以来です。


丁寧に創られてて良い作品だとは思いましたが、一言で言うと『俺には合わなかった…』という感想に落ち着いてしまいます。
ぶっちゃけ、主人公の男友達に告白しようとしている『引っ込み思案の女の子』と、『その子を応援する面白友達A、B』が主人公だった方が面白い作品になったような……。
って、それじゃあ『時をかける少女』にはならないか…。



沈没の感想は次回………。