軽い感想とか

物語全体が主人公の独白形式で語られる独特のスタイル。
台詞回しに一癖も二癖もあり、回りくどい書き方が嫌いな人にはあまりオススメできないかもしれません。
ですが、その一癖も二癖もある台詞回しこそがこの作品の味になっているって感じですね。


傍若無人を絵に描いたようなハルヒの行動。突拍子も無いことを突拍子もないタイミングで始めるハルヒに辟易しつつ、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)としての行動を続ける主人公キョン(あだ名)。
なんとなくハルヒの立ち位置が、【イリヤの空】の水前寺邦博チック。
彼の破天荒な行動が腹抱えるぐらい面白かった人なら問題なく楽しめると思います。


彼らの行動はハッキリ言って、高校時代に【本気でファミ部を設立しようとする】ぐらい面白いことをやっている。そういうのが嫌いじゃない人なら読んでみるのも面白いのではないかと思いました。


よし、明日は二巻だ。