芦ノ湖行ってきた。

富士山がみてぇ という単純な理由から片道約3時間半の小旅行をしてきました。
富士山なのに、なぜ箱根?と考えるのが至極当然ですが、電車で行けてそれなりに場所が近くて山の中で富士山が見える場所という縛りを入れると箱根が一番適切な場所かな、という結論に達したからです。


ちなみに、片道5時間以上かかる場所は全て却下しました。
片道5時間あれば諏訪に行けるんで……だったらそっち行った方が良いじゃん的な話で。





途中下車を織り交ぜつつ、結構な山の中をひた走りました。
地元では微妙に見慣れた光景ですが、やっぱりこういうところに来ると和みます。
登山列車のポイントバックは初体験、音楽聴いてたんで車内アナウンスはまったく聞かず。
突然後ろに電車が進みだした時はマジビビりましたよ…。




登山列車の終点強羅駅に到着。
ここからはケーブルカーでさらに上へ。




さらに早雲山駅からロープウェイに乗り換えてさらに上を目指します。
つか、ロープウェイなんて7、8年ぶりぐらいですよ……。




高所恐怖症ではない自分でも発狂しそうな光景が広がりました。
高さ120メートルだとかなんとか、いや死ねる、普通に死ねる。
つか周りのおばちゃん写真撮ろうとするのは解るが、頼むからうろちょろするな。
大丈夫だと解っていても怖すぎる。



ロープウェイ途中駅、大涌谷駅で乗り換え。
ここで標高1040メートルぐらいだそうです。
後は芦ノ湖へのロープウェイを残すのみ。




この辺でようやく目的の富士山が見えました。
天候が薄曇で相当ガスがかかっていたのでロケーション的にはあまり良くなかったとは思いますが、それでも満足。
かなり遠いはずなのにこの存在感はやっぱり凄いですな。





芦ノ湖直近の駅、桃源台駅に到着。
目的はもう達成していたので満足だったんですが、せっかくなんで適当に散策してました。
平日なので人は少なめ、それでも釣り人は結構いましたね。
鶯の声を聞きながらの釣りってのも、おつなものなんでしょうか。




帰りに箱根湯本で食べた湯葉丼セットです。
湯葉を特製のダシと卵で綴じたあっさりな湯葉丼と、湯葉刺し、姫豆腐という俺の好みを的確に捉えた至高のメニュー。
これが一番の目的だったんじゃねぇの?とか知り合いに言われそうですが、いや前情報なしに適当に街を散策してる時に偶然見つけたものだから……。
いや、ほんとに。


味は言うまでもなく最高でしたよ、これだけ食いにまた来たいなと思えるくらい。
多分、自分が今まで生きてきた中で食べた湯葉の5割ぐらいはここで食べました。
湯葉てんこ盛り。