夏休み中買っためぼしい物

8月18日、KAZZ君合流後に古本屋巡りを始めた一発目の店で発見しました。
まさかハルヒ・コミックス版の黒歴史になっている作品を、一軒目で見つけるとは思わなんだ!
完全に絶版になってるので読みたくても読めなかった作品……最近出たコミックス版はダメダメだったのでこっちの出来が微妙に気になってました。さすが宮城クオリティ、恐るべし。


肝心の出来なんですが……まぁ、黒歴史黒歴史通り、かなり微妙でした……基本一人称の小説を三人称に直すのはかなり大変なんでしょうね……ボキャブラリの申し子であるキョンらしさが全く出てません。
というか、あの原作のテイストを漫画で表現するのはかなりの技量を必要とするだろうし、それを求めるのも酷なのかな、と。
まぁ、結局最終的に行き着くところが『原作嫁』なんですが、作品のノリをある程度体験するにはこれくらいがちょうど良いのかもしれませんね。


『極・魔界村』のWEBムービーが収録される数年前、人知れずワンダースワンという土俵に乗り込んだアーサーさんの有志が見れる唯一無二の作品。


WSというゲーム機の特性上、残像が激しい上にコントラスト調節が難しく正直まともにゲームが出来たもんじゃありません。
残像がある程度少ないというWSクリスタルでもプレイしてみましたが、何故か異常にコントラストが高く、画面がほぼ真っ黒。
結局どっちにしろプレイに耐えうる環境ではなく、ゲーム自体も別に面白いものではなく、ぶっちゃけ救いようの無い代物でした……。


多分、DSとかGBAが出る前だったら評価が変わってきたかもしれません……やはり良い環境でプレイして目が肥えてしまうとなかなか古い環境には戻れませんね……。